ミントフラッグ ミントフラッグ 2025年7月22日

英検の面接対策!流れや級ごとの違い、効果的な対策を解説

英検の面接について「質問内容や評価ポイントを知りたい」「効率的な練習方法を知りたい」などの疑問を持っている方は多いでしょう。

この記事では、英検の面接の基本情報を紹介したうえで、各級ごとの出題傾向や、効果的な練習法などについて解説します。

【この記事で分かること】
・英検の面接の概要、入室・退室の流れ、評価基準、合格基準
・英検の出題内容と解答のコツ
・面接を突破する方法

目次

【英検対策】面接の基本情報

はじめに、英検における面接の基本情報として、以下の4点を押さえておきましょう。

  • 英検二次試験の概要
  • 入室から退室までの基本的な流れ
  • 主な評価項目
  • 合格基準

英検二次試験の概要

英検では、3級以上から二次試験として面接が実施されます。一次試験である筆記の合格者のみが対象です。

面接委員の人数は準1級〜3級が1名、1級が2名となっています。

英検の面接では、特にスピーキング能力が問われる問題が多く出題されます。身近な場面を想定した会話などが題材になるのが基本ですが、級によって以下のように時間や題材が異なるので注意しましょう。

試験時間題材
3級約5分身近な話題
準2級約6分日常生活の話題
2級約7分社会性のある話題
準1級約8分社会性の高い話題
1級約10分社会性の高い幅広い話題

英検の二次試験の会場は、一次試験の合否結果とともに送付される二次受験票に記載されています。この会場は、受験者があらかじめ選択した希望受験地をもとに、英検協会が指定します。

入室から退室までの基本的な流れ

英検の面接の流れはどの級でもおおむね同じです。会場に到着したら最初に配布される受験者証兼携帯電話などの収納ケースを受け取って、首から下げましょう。

受験者控室での流れは以下のとおりです。

  1. 受験する級の受験者心得と面接カードが正しく配られているかを確認する
  2. 面接カードに必要事項を記入する
  3. 係員の指示にしたがって面接待機席に移動する。この後は控室に戻れないため、持ち物はすべて持って行くこと

面接室に入室して退出するまでの流れは以下のとおりです。

  1. 係員の指示に従って面接室に入室する
  2. 面接カードを面接委員に渡し、面接委員の指示に従って着席する
  3. 面接委員から氏名・級の確認があり、簡単なあいさつや質問を受ける。なお、1級は日常会話を行う。
  4. 1級はトピックカード、準1級~3級は問題カードを受け取る
  5. 面接を受ける
  6. 問題カードを裏返す
  7. 受験者自身への質問
  8. トピックカード、問題カードを面接委員に返し、退室する

面接終了後の私語は厳禁です。また、控室には戻れないため、そのまま会場を後にすることになります。

英検の公式ホームページでは、バーチャル二次試験/バーチャルスピーキングテストが用意されています。入室してから退出するまでの流れを、級別に音声付アニメーションで確認できるので、流れをつかむために見ておくと安心です。

主な評価項目

面接では、応答内容、発音、語彙、文法、積極的なコミュニケーションや態度(アティチュード)などが評価されます

コミュニケーションやアティチュードでは、あいさつ、聞き取りやすい声、アイコンタクトなど、「積極的に英語でコミュニケーションを取ろうとする態度」が高評価につながります。

準1級には4コマのイラストについて説明するナレーション課題があり、それも評価対象です。

1級の面接では、応答の内容や語彙、文法、発音の正確さが評価される傾向にあります。また、難解な社会問題のスピーチ課題もあります。1級は英語力だけではなく、難解な社会問題や時事問題に対する知識と見解があることが求められます。

合格基準

英検では各級の合格基準スコアが固定されており、面接でも同様です。具体的な面接の合格基準スコアは以下のとおりです。

合格基準スコア
3級353点/550点(得点率約64%)
準2級406点/600点(得点率約67%)
準2級プラス427点/625点(得点率約68%)
2級460点/650点(得点率約71%)
準1級512点/750点(得点率約68%)
1級602点/850点(得点率約71%)

ただし、英検ではCSEスコアという採用方式がとられており、設問における配点は非公開となっています。そのため、何問正解で合格になるのかは明確にわかるわけではありません。

【英検対策】二次試験(面接)の出題内容と解答のコツ

ここからは、英検の面接の出題内容と解答のコツを、各級ごとに解説します。

3級

3級の面接の時間は5分程度で、合格には中学卒業程度の英語力が必要といわれています。過去には以下のようなテーマが出題されています。

  • 携帯電話
  • ラジオを聞く
  • 読書週間
  • 冬のスポーツ
  • 朝市
  • 四季

3級の面接の概要は下表のとおりです。

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形式・課題詳細問題数解答形式
音読約30語のパッセージを読む1・個人面接
・面接委員1人
パッセージへの質問パッセージの内容への質問に答える1
イラストへの質問イラストについて描写する2
受験者への質問日常生活の身近な事柄への質問に答える2

音読では、大きな声で明確に発音すること、正確にナチュラルに読むこと、分からない単語も可能な限り英語らしい発音を心がけて読み飛ばさないようにすることなどが大切です。また、パッセージでの質問では「What〜?」か「Why〜?」で聞かれることを覚えておきましょう。

イラストへの質問では、人物が何をしているかを問われることが多い傾向ですが、まれに他の疑問詞を使った質問もあるので、聞き逃さないように注意しましょう。受験者自身への質問では、やりたいことや好きなことを聞かれることが多いので、単語だけで答えるのではなく、文章にして答えられるようにしておきましょう。

面接の合格のコツは以下のとおりです。

  • 3級の面接では実際に声に出して英語を言い、アイコンタクトの練習をするのが有効
  • 声を録音して聞き直して復習することが大切
  • 声の大きさ、アクセント、イントネーション、正しい代名詞を使えているかなどを確認しておくことが必要

準2級

準2級の面接の時間は6分程度で、合格には高校中級程度の英語力が必要といわれています。過去、以下のようなテーマが出題されました。

  • ホームシアター
  • ボランティアガイド
  • 電子辞書
  • 食品フェア
  • 映画祭
  • プリペイドカード

下表は、準2級の面接の概要をまとめたものです。

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形式・課題詳細問題数解答形式
音読約50語のパッセージを読む1・個人面接
・面接委員1人
パッセージへの質問パッセージの内容への質問に答える1
イラストへの質問イラストの人物の行動を描写する1
イラストへの質問イラストの人物の状況を説明する1
受験者への質問カードに関連した内容への質問に答える1
受験者への質問日常生活の身近な事柄への質問に答える1

準2級では、3級で求められた項目に加えて、より高い英語力が求められます。

音読では動詞と主語の境目やコンマだけではなく、意味が変わるところでの息継ぎなども評価されます。パッセージの質問では「How〜?」や「Why〜?」で始まるものが見られることもありますが、それ以外の疑問詞も使われます。

質問の意図を正確に把握し、パッセージの内容に基づいて自分の言葉で答えられるようにすることが大切です。イラストの質問では、現在形を使う、冠詞や数詞をつける、誰が何をしているのか、どういう状況なのかを答えられるようにしておきましょう。

また、受験者への質問では身近な話題について賛成か反対か、好きか嫌いか、するかしないかなどについて聞かれます。自分の立場を明確にすることが大切ですが、正直な意見を言う必要はありません。答えやすい内容を選ぶようにしましょう。

2級

2級の面接の時間は7分程度で、高校卒業程度の英語力が目安とされています。過去には以下のようなテーマが出題されました。

  • 環境に優しい素材
  • オンライン会議
  • 屋上緑化
  • ペット産業
  • 新しいエネルギー
  • サプリメント

下表は、2級の面接の概要をまとめたものです。

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形式・課題詳細問題数解答形式
音読約60語のパッセージを読む1・個人面接
・面接委員1人
パッセージへの質問パッセージの内容を答える1
イラストへの質問3コマのイラストの展開を説明する1
受験者の意見カードのトピックに関連した事柄について自分の意見を述べる1
受験者への質問日常生活の一般的な事項について自分の意見を述べる1

2級の音読では20秒で60語程度のパッセージを黙読しなければならないため、文章のおおまかな流れと意味を理解できるようにしておく必要があります。また、リズムとイントネーションを想像しておくと良いでしょう。

2級の面接対策では、タイトルも読み上げ、ハキハキと発音し、速さよりも正確で自然に話せるようにしておくことが大切です。

パッセージについては、基本的な対策は準2級と共通しています。イラストでの質問では、主に過去形での文章を作ることが求められる傾向です。また、人物の行動や状況を表現するのはもちろん、自分で考えた文だけではなく、イラストに記載されている文章を含めることが求められます。

受験者への質問では、客観的な立場から意見を言うことも大切です。抽象的な内容だけではなく、具体的なエピソードを交え、自分の意見を主張しつつも、実例を挙げて結論を伝えるようにしましょう。

なお「イングリッシュおさる」の記事では、英検2級の勉強法を4つの分類に分けて詳しく解説しています。おすすめの参考書も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

参考:【一発合格】英検2級の勉強法4ステップ!分野別対策やおすすめの参考書を解説|イングリッシュおさる

準1級

準1級の面接の時間は8分程度で、大学中級程度の英語力が目安といわれています。過去、以下のようなテーマが出題されました。

  • 在宅勤務
  • レストランでの喫煙
  • チャイルドシート
  • 住民運動
  • キャッチセールス
  • 護身術

下表に準1級の面接の概要をまとめました。

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形式・課題詳細問題数解答形式
自由会話簡単な日常会話-・個人面接
・面接委員1人
ナレーション4コマ漫画の展開を説明する1
受験者の意見への質問イラストへの質問に答える1
受験者の意見への質問カードのトピックに関連した内容に答える2
受験者の意見への質問カードのトピックにやや関連した社会性のある内容に答える1

自由会話では2〜3往復ほどの雑談を行います。自分の立場(学生・社会人)を伝え、その内容を話すのがおすすめです。

また、ナレーションは配点全体の4割ほどを占めているため、とくに重要度が高い課題です。つなぎ言葉を使う、過去形を使う、副詞を使う、イラストの言葉は間接話法に置き換えるなどの手法を活用しましょう。ナレーションには2分間の制限時間があるため、時間切れにならないよう、十分な練習が必要です。

イラストを使った質問では、受験者がその人物だった場合について、どうするか、どう思うかを質問されます。イラストの人物が置かれている状況を把握することが大切です。問題カードを使った質問では、客観的、一般的にどうなのかという理由を伝えることも求められます。

その他、社会性のある質問などはトピックの難易度が高く、日本語で答えるにも時間を要するレベルになるため、事前にさまざまな内容について練習しておきましょう。普段から新聞やニュースをチェックし、世界で話題になっていることを知っておくことが大切です。

1級

1級の面接の時間は10分程度で、大学上級程度の英語力が目安といわれています。過去には以下のようなテーマが出題されました。

  • 科学の発展は常に有益か
  • 芸術への財政的支援増加の是非
  • 世界経済における日本の役割
  • 選挙権の行使を義務化するべきか
  • 遺伝子組み換え食品の安全性
  • 公共の場における治安改善の必要性

1級の面接の概要は下表のとおりです。

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形式・課題詳細問題数解答形式
自由会話簡単な日常会話-・個人面接
・面接委員2人
スピーチ与えられた5つのトピックから1つを選び、2分間のスピーチを行う1
Q&Aスピーチやトピックに関連した質問に答える-

最初に行われる日常会話は点数には含まれないため、落ち着くためのウォーミングアップとして考えれば良いでしょう。その場の雰囲気に慣れておくことで気持ちに余裕ができ、本番で言い間違えたりしても冷静に対処できます。

また、スピーチの内容を考える時間は1分なので、トピックは10秒程度で選ばなければならないことを覚えておきましょう。そのとき、専門的な知識のないトピックを選ぶと大変になるので注意してください。

スピーチ時間の2分を過ぎるとスピーチが終わっていなくても打ち切られてしまうため、スピーチの練習ではタイマーを2分より短め、100秒程度にセットして練習するのがおすすめです。また、最初に自分の立場を明確に示すことが大切です。

1級では正確な発音やアクセント、イントネーションも評価対象になります。Q&Aでは予想外の質問がくることもありますが、慌てずに自分の意見をまとめて伝えるようにしましょう。勝ち負けではないので、自分の意見を押し通す必要はありません。

英検の面接を突破する効果的な対策・練習法

ここからは、英検の面接を突破するために効果的な対策と練習方法を紹介していきます。

フレーズを活用する

面接ではコミュニケーションの積極性も評価ポイントになります。入退室のあいさつ、面接カードの受け渡しをする際の対応など、面接の定番の会話フレーズなどを覚えておきましょう

具体的には、入室の際に「May I come in?」と言って入る、 面接官に「Here you are.」と言って面接カードや問題カードを渡す、質問の答えを考える場合に「Let me see.」といった相槌を使うなどが当てはまります。

聞き取れなくても焦らない

相手の言葉が1回で聞き取れなかったからといって、減点の対象にはなりません。慌てずに聞き返すことが大切です。

「もう一度言ってください」と英語で伝える際のフレーズには、以下のようなものがあります。

「I beg your pardon?」
「Pardon?」
「Pardon me?」
「Could you say that again?」
「Could you repeat the question, please?」

質問を聞き返すこと自体は問題ありませんが、不自然な聞き返しをしたり、何度も繰り返した場合は減点になります。

また、面接での採点を意識しすぎると過度に緊張してしまうため、相手と英語のコミュニケーション、言葉のキャッチボールをするという意識を持って臨むと良いでしょう。

自分のことを英語で伝える練習をしておく

どの級でも、面接では日常生活や身近なことについて質問されます。学校や仕事で行っていること、休日の活動などについて、ある程度英語で説明できるように練習しておきましょう

3級や準2級では、これらの内容が設問としてストレートに質問されます。2級ではトピックに関連して、自分自身について話さなくてはいけません。さらに、準1級や1級では自由会話のパートで問われることもあります。

ニュースをチェックしておく

2級以上になると社会問題や時事問題への意見と、その理由を聞かれます。そのため、普段からニュースを見て内容を把握し、自分なりの意見をしっかりと持っておくことが大切です。

聞かれる内容は国際的な問題とは限らず、日本国内の社会問題のこともあります。日本語のニュース、新聞、ネットニュースはもちろん、英文記事や海外のニュース番組で英語ニュースについて把握しておきましょう。

英検の面接でよくある失敗と対策

最後に、英検の面接でよくある4つの失敗について解説します。対策もあわせて紹介するので、参考にしてください。

緊張で黙ってしまう

3級など初めての面接で多いのが、緊張のあまり沈黙してしまう失敗です。

質問に対して沈黙してしまうと「答える意思がない」と判断され、次の質問に移ってしまいます。その場合、答えられなかった問題は最低点(1点)になり、アティチュードの項目が減点されてしまう可能性があります。目安としては、10秒以上(不自然なほど長い間)黙らないようにしましょう。

緊張せずに面接に臨むためには、英語でのコミュニケーションの場数を踏むことが重要です。なお、質問が分からなかった場合には、前述したように落ち着いて聞き返せば問題ありません。

読めない単語でつまる

音読の際に、分からない単語や読めない単語が出てきて、つまってしまうという失敗です。

分からない単語や読めない単語が出てきた際には、止まったり飛ばしたりしてはいけません。フォニックスなどを手がかりに、英語らしい発音を推測して読む努力をすることが大切です。

どうしようもない場合はローマ字読みでも構いませんが、なるべく自然に読み進めるようにしましょう。

難しく考えすぎてしまう

話す内容について考えすぎるあまり、沈黙してしまう失敗です。面接では積極的な姿勢が評価されるため、黙ってしまうと減点の対象になります。

日本語で考えた文章を英語にするのは、比較的容易な3級なら可能かもしれませんが、準2級以上では対応しづらくなります。また、「正しい文法を使わなければ」「この言い方は間違っているかもしれない」と意識しすぎるあまり、言葉につまってしまうこともあるでしょう。

とにかく黙らずに話すことを意識すれば、面接対策で身につけたフレーズが自然に出てくることもあります。また、答えに時間がかかりそうな場合は、考え中であることを伝えれば問題ありません。

例えば、「Let me see…」「 Well……」といった言い回しは、「えっと……」という意味なので、口に出すことで考え中だとわかってもらえます。面接官に「少し待ってください」という意思を伝え、焦らず回答することが重要です。

さらに、受験者の意見を聞かれる問題では、定型文を用意しておくと安心できます。「I think 〜」(私は〜と思います)や「I believe〜」 (私は〜と信じています)は簡単で覚えやすいでしょう。

イラストを使う問題では、「It is」(それは〜です)や「There is」(〜があります)などの簡単な構文を使っても問題ありません。難しい英文を話そうとして失敗するよりも、簡単な英文を使って伝えるようにしましょう。

よくわからず答えられない

面接官の言っていることがわからず、「どのように答えれば良いのかわからない」という場面があるかもしれません。その際、「I don’t know.(わかりません)」などと答えると減点対象になります

まずは質問を聞き返すことが大切ですが、繰り返すと聞き取る力がないと判断され、減点される可能性が高くなります。聞き返すのは1回、多くても2回までにしましょう。2回聞き返すと、完璧に回答しても評価にマイナスの影響が出る可能性が高まり、3回聞き返すと次の質問にスキップされる場合があります。

対策としては、質問の内容が理解できなくても、単語から内容を推測して答えるのがおすすめです。答えが間違っていても、積極性が評価される可能性があります。

なお、問題集や過去問を見ておき、出題の傾向をつかんでおくと安心です。一部の単語だけがわからないのなら「What does〜mean? 」(〜はどういう意味ですか)と聞き返してみるのも一案ですが、上位の級では避けたほうが良いでしょう。どうしても理解が難しい場合は、質問全体を言い換えてもらうようにお願いしてみてください。

まとめ

英検の面接の基本情報を紹介したうえで、出題内容や解答のコツ、対策、よくある失敗などについて解説しました。英検の面接では、各級ごとに求められる内容が異なります。概要をしっかりと把握し、正しい準備をすることで、合格の可能性が高まるでしょう。

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