ミントフラッグ ミントフラッグ 2025年10月17日

英語が苦手になる理由とは?改善する方法をわかりやすく解説

「英語の勉強をしても成績が伸びない」「英語での会話になると固まってしまう」など、英語に苦手意識を持っている方は少なくないでしょう。しかし、苦手な原因を理解し適切に改善すれば、英語力の向上は可能です。

本記事では、日本人が英語を苦手と感じる代表的な理由と、その改善方法を紹介します。

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【この記事で分かること】
・英語が苦手になる理由
・英語への苦手意識を改善するポイント
・英語への苦手意識を改善する勉強方法

目次

【なぜ?】英語が苦手になる理由

日本人が英語を苦手と感じるようになる主な理由は、以下の5つです。

  • 英語と日本語は語順や音が大きく異なる
  • 日本人の気質や性質が邪魔をする
  • 英語を話す(アウトプットする)機会が少ない
  • 英語の学習時間が圧倒的に足りていない
  • 受験英語による影響

それぞれ見ていきましょう。

英語と日本語は語順や音が大きく異なる

そもそも、日本語と英語は大きな違いのある言語です。主な違いは次のとおりです。

  • 語順の違い
  • 音(発音・テンポ)の違い

語順の違い

英語と日本語は語順が根本的に異なります。日本語では「主語+目的語+動詞(SOV)」ですが、英語では「主語+動詞+目的語(SVO)」となり、動詞が先にきます

例えば「私はお寿司を食べる」は英語で “I eat sushi” です。日本語では「お寿司を私は食べる」と語順を変えても意味が通じますが、英語で “Sushi I eat.” とすると不自然になり、意図が伝わりにくくなります。

つまり、英語は日本語よりも語順が厳格なのです。この違いは、多くの方がつまずくポイントです。

音(発音・テンポ)の違い

英語と日本語は音の仕組みも大きく異なります。日本語にない音が多く存在するほか、強弱のリズムやリエゾン(単語と単語の音の連結)が多いのも英語の特徴です。

例えば、舌を歯に軽く挟んで発音する「th」、舌先を触れない程度に上顎に近づけて発音する「r」などは日本語に存在しません。また、「cat(キャット)」や「city(シティ)」における「c」のように、単語によって発音が変わることもあります。

さらに、文章になった際の英語特有のリズムや音の変化も、日本人が苦手意識を持つ要因です。日本語が均等なリズムなのに対し、英語は “I can't believe it.” のように文中に明確な強弱があるケースもあります。「Stand up」が「スタンダップ」のように単語の音がつながるリエゾンも多く、日本人が苦手意識を抱きやすいポイントとなっています。

日本人の気質や性質が邪魔をする

日本人に多い「完璧主義」や「意見をあまり主張しない」といった気質も、英語学習を妨げる要因になりがちです。

「完璧な英語でなければ」と考えるあまり、細かいミスが気になってしまい、つい口を開くのをためらってしまう人もいるでしょう。また、普段から自分の考えを主張する習慣がない人は、急に意見を求められても、どう答えて良いかわからず、言葉に詰まりがちです。

英語学習では「失敗しても大丈夫」という姿勢で挑戦することが重要です。

英語を話す(アウトプットする)機会が少ない

英語の勉強ではインプット(読む・聞く)だけでなく、自分の口から英語を発するアウトプットが必要です。

しかし、日本の学校の英語授業ではアウトプットの機会が十分でないため、英語を話すことに慣れません。また、日本で生活をしていると特に英語を必要としないことも、アウトプットの機会が不足する要因です。これも英語を苦手だと感じる理由のひとつです。

英語の学習時間が圧倒的に足りていない

近年は小学校から高校までの英語の授業が以前に比べて増加しましたが、それでも十分ではありません。

日本語と英語では言語として大きな違いがあるため、英語学習には多くの時間が必要です。英語に近い言語を話す人の習得目安は約480時間ですが、日本語を母国語とする場合は6倍にあたる約2,760時間も必要といわれています。

現在、小学校では150時間程度、中学校では350時間程度の授業を受けます。高校の場合は学校によって授業数が異なりますが、中学校と同等の時間数を勉強することが多いでしょう。小学校から高校までの勉強時間は850時間程度になりますが、2,760時間には遠く及びません。

さらに、習っていても使えるレベルではないため、苦手と感じる人が多い原因です。

受験英語による影響

日本の英語教育における受験システムも苦手意識を生み出す要因になっています

日本の入試や定期テストでは、客観的な採点を行うため、厳格な基準が設けられています。和訳で英語の意味を理解していても助詞や語句の選択ミスで減点されるなど、とにかく正しい英語を覚えなければなりません。

さらに、英作文では”a”や”the”といった冠詞や語順の間違いなども点数に影響します。

こういった環境に身を置いていると、「英語は完璧でなければならない」「英語を学ぶのは楽しくなくて苦しいもの」という意識になってしまいがちです。

英語への苦手意識を改善するためのポイント

ここからは、英語への苦手意識を改善するためのポイントとして、以下の3つを紹介します。

  • 何が苦手なのかを明確にする
  • 小さい目標を立てる・達成する習慣をつける
  • 楽しみながら英語を生活に取り入れる工夫をする

ぜひ、できるものから試してみてください。

何が苦手なのかを明確にする

苦手意識を改善するための最初のステップは、英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)のうち「何が、なぜ苦手なのか」を自分自身で具体的に把握することです。「英語」と一括りにすると具体的に何が苦手なのかがわかりません。

「リスニングが聞き取れない」「文法用語を覚えるのが嫌い」「話す時に緊張する」など、細かな要素ごとに分けて整理してみましょう。苦手な理由を明確にすれば、取るべき対策も明確になります。

小さい目標を立てる・達成する習慣をつける

具体的かつ小さな目標を立て、達成することを習慣づけましょう。小さいことでも成功体験を積み重ねることで、苦手意識の克服につながります

「英語をペラペラに話せるようになる」といった曖昧な目標や、達成までに時間がかかる目標、難易度が高すぎる目標しかないと、モチベーションを保つのが難しくなりがちです。

「数ヵ月後の定期テストで平均点を超える」「英語の記事を毎日1つ読む」など、達成が現実的な目標が良いでしょう。海外ドラマを毎週みるなど、勉強としてのプレッシャーがかからないライトな目標もおすすめです。

なお、小さい目標を立てたあとには、そのための学習計画を立てることが大切です。

楽しみながら英語を生活に取り入れる工夫をする

生活の一部に楽しい英語を取り入れると、苦手意識を克服しやすいです。例えば、アニメやゲーム、洋楽、映画、海外ドラマなど、興味のあることなら、勉強という意識を持たずに英語に触れられるでしょう。

また、日常生活を送るなかで「これは英語でなんて言う?」といった意識を持つこともおすすめです。普段の行動や目にするものを英語に置き換え、わからなければ辞書で調べる癖をつけると良いでしょう。

さらに、英語学習アプリを使えば生活に取り入れやすくなります。なかでも「マグナとふしぎの少女」は、英語を話すことで物語が進むため、ゲーム感覚でリスニングやスピーキングを身につけられます。

「楽しく学べること」にフォーカスし、語学教育のプロや心理学者の監修を受けた”ファンラーニング”を軸としているため、英語への苦手意識を克服するのにぴったりのアプリです。机に向かって勉強をするのが苦手な人でも、いつのまにか夢中になり、楽しみながら毎日続けられるでしょう。

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英語への苦手意識を改善する具体的な勉強方法

最後に、苦手意識を改善するための効果的な勉強方法を4つ紹介します。

  • 単語や文法などの基礎を理解する
  • 英語を日本語に翻訳せずに英語のまま理解する訓練をする
  • 4技能をバランスよく伸ばす
  • オンライン英会話を活用する

ひとつずつ解説します。

単語や文法といった英語の基礎を理解する

英語を理解するには、基礎的な単語や文法の理解が必要です。

単語は文章の構成要素であり、英文全体の意味を理解する上での土台となります。単語の学習は、単語帳やアプリを活用し、例文の中で意味や使い方を確認しながら進めましょう。

文法は英語の基本的な語順を表すものです。英語の語順には「主語+動詞」「主語+動詞+補語」「主語+動詞+目的語」「主語+動詞+目的語+目的語」「主語+動詞+目的語+補語」の5つのパターンがあります。問題集などでこれらの基本的なルールを覚えることで、実際に英文を読むときにどの文法に当てはめれば良いかが分かるようになり、意味を理解しやすくなるので苦手意識を大きく軽減できます。

さらに、覚えた単語や文法をインプットで終わらせず、会話で使ったり、文章を書いたりしてアウトプットすると、知識が定着しやすくなるでしょう。

英語を日本語に翻訳せずに英語のまま理解する訓練をする

日本人が英語を学ぶ際には、英語を日本語に翻訳してから理解しようとすることが多いです。しかし、そのやり方では頭の中の処理に時間がかかるため、リアルタイムの会話やリスニングには対応できません。

英語の語順のまま理解する訓練を積み、日本語を介さず直接意味をつかむ習慣を身につけることが、苦手意識を改善するうえで大切です。

そのためには、英文をスラッシュで区切って読んだり、よく使う表現を丸ごと覚えたりするなど、単語ではなく意味のかたまりとして捉える練習が効果的です。この練習で英語を処理するスピードが上がれば、会話やリスニングにも対応できるようになるでしょう。

例えば、「I play soccer with my friends.」という文なら、「I play soccer(わたしはサッカーをする)」「with my friends(友達と一緒に)」のように、かたまりで意味を捉えてみましょう。

4技能をバランスよく伸ばす

英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)をバランス良く伸ばすことも、苦手意識をなくすうえで重要な観点です。

4技能のうち1つでも欠けていると、コミュニケーションを取るのが難しくなっていまいます。例えば、「読む」「書く」ができても「聞く」「話す」ができなければ、実際の会話で「うまく聞き取れない」「伝えたいことが伝わらない」ということが起きる可能性が高いです。そのため、インプットとアウトプットを偏りなく学ぶことで、「英語が使える」という実感が自信につながり、苦手意識を解消できます。

■「聞く(リスニング)」:
海外ドラマ、洋楽、映画、ニュースなど、自分の興味のある方法で英語に触れると良いでしょう。BGMのように聞き流さず、理解することを心がけましょう。

■「話す(スピーキング)」:
実際に英語で親や友人などと話す機会を増やし、スムーズな受け答えができるようにしましょう。

■「読む(リーディング)」:
英語を日本語に変換して理解するのではなく、英語のままで理解して読めるように練習を繰り返すことが重要です。ひとつの英文の単語や文法を丁寧に調べて理解して読む「精読」、幅広いジャンルの多くの英文を素早く読む「多読」、スラスラ読めるまで声に出して読む「音読」をすべて行うと良いでしょう。

■「書く(ライティング)」:
実際に英文を書いて慣れていくことが大切です。まずは日本語で文章を作成し、それを英文に直して書きましょう。わからない単語や文法が出てきた場合は、その都度調べるようにしてください。

オンライン英会話を活用する

オンライン英会話を活用するのも、苦手意識を減らすうえで有効な方法です。

オンライン英会話は基本的にマンツーマンレッスンであり、自分に合った講師を選べたり、自分のレベルに合ったレッスンを受けられるため、英語に自信がない人でも心配なく学ぶことができます。周りの目を気にせず、間違いを恐れず自分のペースで気軽に話す練習ができるのが特徴です。

「もっと英語が話せるようになってから始めよう」とためらう人もいますが、実際に習いながら習得していくほうが学習の進みが速く、同時に苦手意識も薄まります。

スピーキングやリーディングはもちろん、講師との会話を通して自然と英語表現の幅が広がることも期待できるでしょう。

また、先述のとおり、英語の苦手意識を改善するには楽しく学ぶことが重要です。そのため、オンライン英会話を選ぶ際は、楽しめる工夫が施されたレッスンが用意されているかどうかを確認しましょう。

まとめ

日本人が英語が苦手だと感じる主な理由は、日本語と異なる言語構造、英語を話す機会の不足、学習時間の不足などです。

苦手意識を克服するには、まず単語や文法の基礎を固め、日常生活に英語を楽しく取り入れることから始めると良いでしょう。小さな目標を立てて成功体験を積み重ね、「聞く・話す・読む・書く」の4技能をバランス良く伸ばすことも大切です。

また、オンライン英会話を活用すれば、実践的なアウトプットの場を確保でき、学習効果をさらに高めることができます。

なかでも、「マグナのオンライン英会話」では、個々に合わせたマンツーマン指導を受けられるため、初心者でも安心して実践力を高められる環境が整っています。また、ゲーム感覚で英語を学べるアプリ「マグナとふしぎの少女」を活用すれば、物語を進めながら自然に英語が身に付くでしょう。

AIによる発音チェックや難易度調整機能も搭載されているため、自分のペースで効率的に学習を継続できるのも魅力です。オンライン英会話とアプリを組み合わせれば、楽しく学びながら確実に英語力を伸ばすことができます。

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