忙しい中学生でもできる英単語の覚え方!覚えられない理由とは?
学習指導要領の改訂により、中学生が卒業までに身につける英単語数は、小学校分を含めて約2,200〜2,500語に増えています。これは従来のおよそ1,200語と比べると約2倍にあたり、英単語学習の負担は大きくなっているといえるでしょう。
英単語は英語力の土台となる重要な要素です。語彙が不足していると、長文読解やリスニングでも内容を正確に理解することが難しくなります。
そこで本記事では、膨大な単語を短時間で効率よく定着させるための科学的な覚え方を紹介します。
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【この記事で分かること】
・中学生におすすめの英単語の覚え方
・忙しい中学生でも短時間でできる効率的な英単語の覚え方
・単語帳・ノート・アプリを活用してできる中学生の英単語の覚え方
中学生が陥りやすい英単語の間違った覚え方とは?
ここでは、中学生が陥りがちな英単語の間違った覚え方として、以下の4つを紹介します。
- 正しい「読み方」を知らずにローマ字読みをしている
- 書くだけで満足している
- 1回で完璧に覚えようとして「復習」がおろそかになっている
- 「テスト(思い出す作業)」をせずにインプットばかりしている
正しい「読み方」を知らずにローマ字読みをしている
読めない英単語は脳にとって意味のある情報として処理されにくく、単なる記号の並びとして認識されがちです。その結果、記憶に定着しにくくなります。
例えば、「Wednesday」を「ウェドネスデイ」のようにローマ字読みで覚えてしまうと、正しい発音が身につかず、リスニングやスピーキングで通用しなくなるリスクが高いです。
英語には音と文字の対応関係を示す「フォニックス」という基本ルールがあります。このルールを知らないまま学習すると、スペルを丸暗記するしかなくなり、学習効率は大きく低下します。発音できない単語は聞き取れないため、リスニング力の伸びも妨げられてしまうでしょう。
書くだけで満足している
英単語を書いて覚える学習方法は効果的です。しかし同じ単語を何度も書くだけの作業では、すぐに忘れてしまい、十分な定着は期待できません。
効率よく覚えるには、目で見て、耳で聞き、声に出すといった複数の感覚を組み合わせることが重要です。書く学習に加えて、発音を確認したり、意味を声に出して言ったりする工夫を取り入れることで、記憶に残りやすくなります。

1回で完璧に覚えようとして「復習」がおろそかになっている
エビングハウスの忘却曲線によると、人は学習した内容の約74%を1日後には忘れてしまうとされています。1回で完璧に覚えようと時間をかけても、復習を行わなければ記憶は定着しないのです。
英単語を長期記憶として残すには、日にちを空けて何度も同じ単語に触れる「分散学習」が効果的です。忘れかけたタイミングで復習することで、脳がその情報を重要だと判断し、記憶が強化されます。
「テスト(思い出す作業)」をせずにインプットばかりしている
単語帳を眺めるだけの学習は、「覚えたつもり」になりやすく、実際の定着率は高くありません。記憶は、情報を見たり聞いたりするインプットの段階よりも、「思い出そうとする」アウトプットの瞬間に強化されるためです。
赤シートで意味を隠して答える、英単語を見て日本語を言うなど、テスト形式の学習を取り入れることで記憶の定着率は大きく向上します。また、テストを行うことで、覚えている単語と覚えていない単語を明確に区別でき、効率的な学習につながります。
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中学生におすすめの英単語の覚え方
ここでは、中学生におすすめの英単語の覚え方として、以下の3点を紹介します。
- 【準備】暗記を始める前にやること
- 意味の覚え方
- スペルの覚え方
【準備】暗記を始める前にやること
まずは、英単語を覚える前の準備から見ていきましょう。
まずは「読める」状態にする(フォニックスの活用)
読めない英単語は、脳にとって意味のある情報として処理されにくく、記憶に定着しません。そのため、暗記に入る前に「正しく読める状態」にすることが重要です。
具体的には、発音記号やフォニックス(音と文字のルール)を確認し、正しい音で読めるようにします。自己流のローマ字読みはリスニングの妨げになるため、必ず正しい音声を確認してから声に出しましょう。
教科書や単語帳に記載されている発音やアクセントに加え、CDやアプリなどの音声教材を併用すると、聞き間違いや覚え間違いを防ぎやすくなります。
「覚えている単語」と「覚えていない単語」を分ける
すべての英単語を同じように勉強すると、時間がいくらあっても足りません。学習効率を上げるためには、事前に単語を「仕分け」することが大切です。
例えば、最初に簡単なテストを行い、即答できなかった単語にチェックを入れる方法が有効です。チェックのついた「覚えていない単語」だけに時間を集中させることで、無駄を減らし効率よく学習できます。定期的にテストを行い、覚えた単語は学習対象から外していくことが、継続的な成績アップにつながります。
意味の覚え方
次に、英単語の意味の覚え方を4つ紹介します。
赤シートで隠して「テスト形式」で回す(英⇄日)
英単語は眺めるだけではなく、赤シートなどを使ったテスト形式で学習すると効果的です。脳は情報を「思い出そうとする」瞬間に最も記憶を強化します。
英語を見て日本語を答える、慣れてきたら日本語を見て英語を思い出す、というように段階的に進めましょう。1単語に時間をかけすぎず、「1単語1秒」を目安に回転数を増やすことがポイントです。
熟語・例文とセットで覚える
英単語は、単体で覚えるよりも、熟語や例文と一緒に覚えましょう。
例えば「look」は「見る」という意味ですが、「look for」では「探す」、「look forward to〜」では「〜を楽しみにしている」と意味が変わります。単語だけでなく、よく使われる形とセットで覚えることが重要です。こうした熟語は、単語単体の意味だけを暗記していても使えないため、セットで覚えることが大切です。
また、「afraid」を「I’m afraid of dogs.」のように例文で覚えると、意味だけでなく使い方も同時に身につきます。
イラストや画像検索で「イメージ」と結びつける
言葉と意味だけで覚えるより、イメージと結びつけたほうが記憶に残りやすくなります。イラストや画像検索を活用するのも効果的です。
例えば「dog」という単語を覚えるときに、実際に飼っている犬を思い浮かべながら発音すると、英単語とイメージを結びつけられます。また、「walk」なら歩きながら発音すると単語と動作が関連づけられるため、体も動かして覚えるのも効果的です。
スペルの覚え方
英単語の覚え方で中学生がつまずきやすいのがスペルです。ここではスペルの覚え方として有効なものを2つ紹介します。
「フォニックス(音の区切り)」を意識しながら書く
英単語のスペルの覚え方を短時間で身につけるには、アルファベットを無機質な記号として丸暗記するのではなく、フォニックス(音の区切り)を意識して書くのがおすすめです。
具体的には、長い単語は音節(リズム)ごとに区切り、発音しながら書くとスペルミスを防げます。(例:Feb-ru-ary)
また、声に出しながら書くと、視覚・聴覚・運動感覚を総動員して記憶を定着させられます。発音とスペルが一致しない例外的な単語のみ、集中的に練習して覚えると効率的です。
書くのは「覚えられない単語」だけにする
書いて覚える学習方法は効果的ですが、最初からすべての単語を書いて覚えるのは時間がかかりすぎます。
まずは見て、読んで意味を覚え、「書く」学習はスペルが定着しない単語やテスト直前の確認に絞って行いましょう。その際も、ただ写すのではなく「見ないで書く」テスト形式で行うことが重要です。
忙しい中学生でもできる英単語の覚え方

部活や塾で忙しい中学生でも、短時間で英単語を覚えられるコツとして、以下の4つを紹介します。
- 1日「10分」の積み重ねで脳に定着させる
- スキマ時間を利用する
- 寝る前の「15分」をフル活用する
- 時間がなくても「昨日の復習」だけは必ず行う
1日「10分」の積み重ねで脳に定着させる
英単語を効率的に覚えるポイントは、短時間でも毎日触れることです。人間の脳は接触回数が多い情報を重要と判断するため、週末にだけ2時間取り組むより、毎日10分取り組んだほうが定着しやすくなります。
スキマ時間を利用する
まとまった時間を確保することが困難でも、スキマ時間に英単語の勉強をすれば、効率的に語彙を増やせます。例えば、電車通学中、学校に着いてからの時間、送り迎えの待ち時間、食事の前後などの、5〜10分程度の時間を、英単語の学習に充てるのがおすすめです。
寝る前の「15分」をフル活用する
脳科学では、記憶は「寝ている間」に整理され定着すると言われています。そのため、就寝前の15分〜30分は、最も効率よく暗記学習ができる「ゴールデンタイム」です。
この時間に新しい単語をインプットし、翌朝すぐに復習(テスト)を行うサイクルを作ると、記憶の定着率が飛躍的に高まります。ただし、寝る直前にスマートフォンの画面を見ると睡眠の質が下がるため、この時間帯は紙の単語帳や教科書を使うのが望ましいでしょう。
時間がなくても「昨日の復習」だけは必ず行う
部活や習い事でどうしても時間が取れない日も、「昨日の復習」だけは行うと良いでしょう。前述の通り、一度記憶した単語も、復習しなければ忘れてしまいます。たとえ1分しか時間がなくても、前回の範囲をざっと見直すだけで急激な忘却を食い止められます。
「新しい単語を覚える」ことよりも、「一度覚えた単語を忘れない」ことに重点を置くのが、忙しい中で語彙力を積み上げていくコツです。
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【さらに効果を最大化!】ツールを活用した中学生の英単語の覚え方
ここでは、ツールごとのメリット・デメリット・おすすめな人を紹介し、それぞれタイプや目的に合わせた使い分けを提案します。
単語帳
単語帳は英語学習の基本ツールです。高校受験を見据える場合は、「でる順」や「ランク順」など、出題頻度を意識した単語帳を1冊選び、完璧になるまで反復すると良いでしょう。
- メリット
- 赤シートで隠してテストする機能がついているものが多く、効率的に反復学習ができる
- 体系的に単語が網羅されており、学習の漏れを防ぎやすい
- 「1冊を完璧にした」という達成感を得やすく、自信につながる
- デメリット
- 音声を確認するために、別途ダウンロードやCD再生の手間がかかる場合がある
- 収録語数が多いため、計画的に進めないと途中で挫折しやす
■こんな人におすすめ
| 定期テストで点を取りたい人 →教科書準拠の単語帳を使用し、試験範囲の単語を網羅する。 受験勉強を本格化させる人 →志望校のレベルに合った市販の単語帳を1冊選び、ボロボロになるまで使い込む |
ノート
英単語をひたすら書き写す場所ではなく、覚えられていない単語だけを抽出した「自作のテスト用紙(弱点リスト)」を作って活用する方法もあります。
- メリット
- 間違えた単語だけを書き出すことで、自分専用の弱点リストを作成できる
- 実際に手を動かして書くため、スペル(つづり)の正確な定着を確認できる
- テスト直前の最終確認において、記述ミスの防止に役立つ
- デメリット
- 書く作業は時間がかかるため、反復回数を稼ぐ学習には不向き
- 「きれいにまとめること」や「書くこと」自体が目的化しやすく、脳が記憶作業を停止するリスクがある
■こんな人におすすめ
| スペルミスで減点されやすい →見て覚えた後の「仕上げ」として、書けない単語のみをノートで練習する 間違えた単語を整理したい人 →単語帳やアプリで覚えきれなかった単語をリスト化し、集中的に再テストを行う場として利用する |
アプリ
アプリは、スマートフォンやパソコンを使い、「音」と「視覚」を使って効率よくインプットできるツールです。
- メリット
- ネイティブの音声を瞬時に聞くことができるため、リスニング対策や正しい発音の習得に最適
- ゲーム感覚で取り組めるものが多く、机に向かうのが苦手な生徒でも学習のハードルが低い
- 通学中などのスキマ時間を活用しやすく、場所を選ばずに学習量を確保できる
- デメリット
- SNSやゲームなどの誘惑が多く、気が散って学習に集中できない場合がある
- 選択肢形式の問題が多いため、スペルを正確に書く力がおろそかになりやすい
■こんな人におすすめ
| 部活などで忙しい人 →スキマ時間を使って、耳と目から大量の単語をインプットする 英語の学習習慣が無い人 →継続しやすい仕組みがあるアプリを導入として利用する |

まとめ
膨大な英単語を覚える最大のコツは、無理なく「毎日続けること」です。机に向かうのが辛い日でも、スキマ時間を活用して英語に触れる習慣を作りましょう。
なかなか学習が続かないという場合には、アプリなどのツールを使用して、ゲーム感覚で英単語を学習するのもおすすめです。
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ストーリーを進める中で自然と反復学習ができる仕組みも、効率的な暗記を助けてくれます。さらに、学習状況に合わせてAIが復習をサポートしてくれるので、管理の手間もかかりません。無料でダウンロードできるので、ぜひ試してみてください。
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