2026年6月18日

小学生の英検は何級から受けたほうがいい?何級まで取得すべきかも解説

周りで英検を受ける小学生が増えると、「うちの子は何級から挑戦すればいいのだろう」と悩む保護者の方も多いのではないでしょうか。

中学受験への備えや、小学校卒業後の英語授業を見据えて客観的な指標を求めつつも、小学生には無理なく成功体験を積ませたいものです。

そこでこの記事では、最初の受験級の決め方や、小学生のうちに取得しておきたい目標級について詳しく解説します。

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【この記事で分かること】
・小学生は英検を何級から受験するべきか
・小学生のうちに英検は何級まで取得しておくべきか
・小学生の英検は何級から「すごい」と言われるのか

目次

小学生は英検を何級から受験するべき?

小学生が英検に挑戦する際、最初にどの級を選ぶべきかは非常に重要なポイントです。小学生の現在の英語力や学習経験に合わせて適切なスタートラインを選ぶことが、その後の学習意欲を左右します。

まずは、目安となる受験級の考え方を見ていきましょう。

初心者の小学生は5級から受験がおすすめ

学校の授業以外に特別な学習経験がない英語初心者の場合、まずは5級からの挑戦がおすすめです。英検5級は最も難易度が低く、一般的には中学1年生で習う基礎的な英語力に相当します。

合格に向けた初期学習の目安を以下にまとめました。

学習項目具体的な内容
必要語彙数約600語
出題内容家族や学校など身近な話題
試験技能リーディング・リスニング

近年は学校で英語が必修化されたこともあり、小学3〜4年生を目安に、初めての資格試験として英検5級に挑戦する小学生が増えています。かつてのデータを参考にすると合格率は約80%と高い水準でしたが、現在は非公開となっています。そのため、一発合格をより確実にするなら、過去問で8割以上の正答率を安定して出せるよう準備しておくと安心です。

出題傾向を把握したうえで事前にしっかり対策を行えば、小学生でも十分に合格を目指せる難易度です。

経験者でも5級から受験することでモチベーションを上げられる

すでに英会話教室やアプリで英語に触れている「経験者」であっても、最初の受験には5級を選ぶメリットが十分にあります。日常的に英語を耳にしていても、試験の独特な緊張感やマークシートは小学生にとって慣れないものです。

もし最初から4級以上に挑戦して不合格になってしまうと、「英語は難しい」「もう受けたくない」と苦手意識につながる可能性もあります。

その点、5級は比較的取り組みやすく、高得点での合格も狙いやすい級です。まずは成功体験を積むことで、「もっと上の級にも挑戦したい」という前向きな気持ちを育てやすくなります。

5級から受験する主なメリットは、以下の通りです。

  • マークシート形式の解答手順に落ち着いて慣れることができる
  • 満点や高得点での合格を狙いやすく、大きな自信に繋がる
  • リーディングの基礎的な文法規則を体系的に復習できる

高い正答率で合格できれば、子供にとって大きな成功体験につながります。その経験が自信となり、「次の級にも挑戦してみたい」という前向きな気持ちを育ててくれるでしょう。

2026年度新設の「6級」「7級」について

2026年度第3回検定(2027年1月実施予定)から、従来の5級よりさらに難易度を下げた「6級」「7級」が新設される予定です。主な対象は、英語学習の初期段階にある小学生で、早い段階で合格体験を得てもらうことを目的としています。

新設される「6級」「7級」の主な特徴

現時点(2026年5月18日時点)で公表されている主な特徴は、以下の通りです。小学生のお子さんが無理なく受験できるよう、様々な配慮がなされています。

項目特徴・内容
受験方式コンピューターやタブレットを使用するオンライン受験(CBT形式)が導入予定。
小学生への配慮問題の指示文に使用される漢字には、すべてルビ(ふりがな)が付く。
検定料(予定)・6級は1,500円
・7級は1,000円
出題形式(一部)【6級リスニング】
日常会話の中から最も自然なやり取りを選ぶ形式

【7級リーディング】
イラストの内容に合う英文を選ぶ形式など

ただし、現時点では評価基準や詳しい出題傾向、具体的な合否判定基準など、未公表の情報も多く残されています。今後の公式発表を確認しながら、英検学習の最初のステップとして検討してみるのもよいでしょう。

新設の6級・7級を待つべき?今すぐ5級に挑戦すべき?

「新しい級ができるなら、開始を待ってそこから受けさせた方がいいのでは?」と悩む保護者の方も多いかと思います。結論をお伝えすると、「お子さんの現在の英語歴」をベースに、以下を基準に判断するのがおすすめです。

  • 新設される「6級・7級」を待つのがおすすめなケース
    • 小学校低学年(1〜2年生)で、これから英語を完全にゼロから始める場合
    • 紙のマークシート試験に苦手意識があり、まずはタブレット等で視覚的に楽しくテストに慣れさせたい場合
  • 今すぐ「現行の5級」を目指して動くべきケース
    • すでに小学校の授業やアプリ、英会話教室などで一定の英語学習経験がある場合
    • 小学3〜4年生以上で、アルファベットの読み書きや基本単語が少しずつ身につき始めている場合

新設される6級・7級の最初の試験は2027年1月(2026年度第3回)を予定しているため、現時点からはまだ少し先の話になります。そのため、すでに英語学習をスタートしているお子さんであれば、発表を待つよりも「5級」を目指して今すぐ動き出すほうが、学習のモチベーションを途切れさせずに早い段階で成功体験を積ませることができます

とはいえ、小学生の現在の習熟度を見極め、「最適なスタートライン」を家庭だけで判断するのは難しい場合もあります。マグナの英検チャレンジでは、事前にプロの講師が小学生の学力や特性に合わせて、最適な受験級を無料カウンセリングで診断しています。

まずは、「楽しく挑戦しながら、しっかり合格を目指せる級」の合格を目指しましょう。

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小学生のうちに英検何級まで取得しておくべき?

小学生のうちに英検を何級まで取得すべきかは、お子さんの学習目的や将来の進路によって大きく異なります。単に英語の基礎をしっかりと固めたいのか、あるいは中学受験での優遇措置を見据えているのかによって、目指すべきゴールは変わるためです。

周囲の進捗に惑わされず、わが子の目的や負担に合わせた目標設定が欠かせません。ここでは、目的別の目安となる3つのアプローチを解説します。

無理なく英語の基礎を固めたい場合は4級を目標に

無理なく英語の基礎を固めたい場合は、4級を目標にするのがおすすめです。

4級の難易度は、一般的に中学2年生が学校で学ぶ内容に相当します。特に、小学校高学年から本格的に英語学習を始めた小学生に適した級と言えるでしょう。

5級の中学初級レベルの内容からスタートし、段階的にステップアップしていくうえでも、4級はちょうどよい目標になります。小学生のうちに中学校レベルの内容を先取りし、合格を経験できることは、中学入学前の大きな自信にもつながります。

中学受験の優遇措置や先取り学習を目的とする場合は、3級〜準2級を目標に

中学受験での優遇措置の活用や、先取り学習を目的とする場合は、3級〜準2級を目標にするのがおすすめです。

3級は中学校3年間の学習内容の総仕上げにあたるレベルで、準2級になると高校中級程度まで難易度が上がります。試験では、環境問題や科学技術など、社会的なテーマを扱った問題も出題されるのが特徴です。

そのため、中学受験で英検を活用したいお子さんや、幼少期から英語学習に取り組んでいる子に適しています

取得する大きなメリットとして、私立中学校を中心に、入試での加点や試験免除、判定優遇などの措置を設けている学校が多い点が挙げられます。特に準2級を取得している場合は、3級よりも高い加点対象になったり、当日の英語試験が満点換算されたりするなど、より手厚い優遇を受けられるケースもあります。

また、3級以上ではライティング(英作文)や、面接形式で行われる二次試験(スピーキングテスト)が導入されます。そのため、単なる知識だけでなく、「読む・聞く・書く・話す」の英語4技能をバランスよく伸ばせる点も大きな特徴です。

帰国子女やインターナショナルスクール通いの場合は、2級以上を目標にするケースも

帰国子女やインターナショナルスクールに通っている小学生の場合は、2級以上を目標にするケースもあります。

英検2級は、高校卒業〜大学入試レベルに相当する難易度で、試験では抽象的な内容の理解や、論理的な長文を読み解く高い読解力が求められます。

そのため、海外生活の経験がある帰国子女や、日常的に英語環境で学習している小学生に適したレベルと言えるでしょう。小学生の中でも、英語力の高い一部の小学生たちが挑戦する級です。

小学生のうちに2級以上を取得するメリットは、中学・高校レベルを超えた高い英語力を客観的に証明できる点にあります。実際に、中学受験の英語利用入試では、試験免除や筆記試験の満点換算など、非常に手厚い優遇措置につながるケースも少なくありません。

一方で、「中学受験の優遇措置を活用したい」「まずは無理なく英語の基礎を固めたい」など、目指すゴールは小学生によって異なります。

マグナの英検チャレンジでは、5級から準1級まで対応しており、独自のAIアプリとプロ講師のサポートを通じて、小学生一人ひとりに合わせた無理のない学習ルートを提案しています。

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小学生の英検は何級から「すごい」と言われる?

小学生が英検に合格した際、「すごい」と評価される基準はどこにあるのでしょうか。

一般的には、年齢や学校の学習進度を大きく超えた英語力を証明できた場合に、高く評価される傾向があります。

まずは、各級の難易度の目安と、小学生が合格した場合にどの程度評価されやすいのかを一覧で確認してみましょう。

スクロールできます
受験級本来のレベル小学生が合格した場合の評価
5級中学1年生程度よく頑張った!
(英語学習の標準的な第一歩)
4級中学2年生程度素晴らしい!
(基礎的な英語力が身についている)
3級中学卒業程度すごい!
(中学校課程全体の先取り。客観的な評価が高まる基準。)
準2級高校中級程度超すごい!
(高校生の知識、中学受験でも大きな武器に)
2級高校卒業程度天才的!
(大学入試レベル、社会問題も英語で理解できる)

一般的に3級から「すごい」と言われることが多い

小学生の英検は、3級に合格すると「すごい」と評価されるケースが多くなります。

その主な理由は、以下の3つです。

  • 中学校卒業レベルの内容が出題される
  • ライティング問題が本格化する
  • 二次試験(面接)が始まる

まず、3級は中学3年生程度を目安としたレベルです。現在完了形や関係代名詞など、小学校では習わない文法も出題されるため、小学生で合格するには先取り学習が必要になります。

また、3級からは英作文問題が追加され、自分の考えを英文で書く力も求められます。さらに、2024年度以降は「Eメール問題」も導入され、ライティングは2題構成になりました。

加えて、一次試験合格後には面接形式の二次試験も実施されます。英語で受け答えをするコミュニケーション力だけでなく、落ち着いて話す力も必要です。

このように、3級からは「読む・聞く」だけでなく、「書く・話す」力も本格的に問われるようになるため、小学生での合格は高い英語力の証明として評価されやすいのです。

準2級・2級はさらに高いレベル

小学生の段階で準2級や2級に合格するケースは、全国的に見てもそれほど多くありません

実際には、帰国子女やインターナショナルスクールに通っている小学生、あるいは幼少期から英会話教室や英語学童などで長期間英語に触れてきた小学生が、主な合格層となる傾向があります。

準2級以上が難しい理由のひとつとして、「環境問題」「科学技術」「社会問題」など、高校生レベルの抽象的なテーマが多く出題される点が挙げられます。

そのため、単に英単語や文法を覚えているだけではなく、テーマの背景を理解しながら文章を読み解く、高い読解力や思考力が求められます。場合によっては、日本語でも一定の知識や理解力が必要になる内容も含まれます。

こうしたことから、小学生で準2級以上を取得している場合は、実践的にも高いレベルの英語力を身につけていると評価されるケースが多いでしょう。

まとめ

最初に受験する級は、語彙力や過去問の正答率をもとに判断し、5級または4級から始めるのが一般的です。目指すべき級は目的によって異なり、英語の基礎固めを重視するなら4級、中学受験での優遇措置を視野に入れるなら3級〜準2級がひとつの目安になります。

そして何より大切なのは、「合格できた」という成功体験を積み重ねることです。

「マグナの英検チャレンジ」では、この成功体験を無理なく積み重ねられるよう、AIアプリを活用した学習環境を提供しています。ゲーム感覚で楽しく学びながら、英検に必要な4技能をバランスよく身につけられるのが特徴です。

さらに、2025年秋の検定では、5級・4級コースで合格率85%という実績を達成。プロ講師による、試験対策に直結したカリキュラムも整えられています。小学生の現在の実力に合った級から挑戦することで、無理なく合格体験を積み重ね、自信につなげていくことができます。

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この記事を書いた人

山中 裕斗|ミントフラッグ株式会社 代表取締役COO

山中 裕斗|ミントフラッグ株式会社 代表取締役COO

マグナパーティプロデューサー。
高校時代に1ヶ月間、アメリカの現地の同年代とキャンプ、大学時代は日本全国から中学生が集い合宿形式で実施する「高円宮杯全日本中学校英語弁論大会」の企画運営を4年間ボランティアとして携わり、「仲間」、「海外」、「英語」で価値観が変わる衝撃を受ける。この原体験を元に子どもたちが、仲間たちと英語、コミュニケーションを学ぶ場としてマグナパーティを立ち上げた。
以前は、ソニー(株)、楽天(株)で中国での海外赴任/留学や海外事業、グループ戦略などをリード。東京都小学校の元PTA副会長。
「日本人の英語話せない問題を終わらせる!」のが夢。

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この記事を編集した人

マグナの英会話コラム 編集部

弊社では、子ども向けオンライン英会話の『マグナのオンライ英会話スクール』を運営しています。
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