英検のレベル一覧|新設の6級・7級から1級まで徹底解説
英検(実用英語技能検定)は、公益財団法人日本英語検定協会が実施する英語試験です。
2026年度第3回から「6級」「7級」が新設され、全10段階となりました。これにより、従来よりも早い学習段階から、目標設定が可能になっています。
この記事では、英検の各級のレベル・難易度の目安、国際基準CEFRによる他試験との比較、受験級の選び方を解説します。自分の実力に合った級選びと、成功体験の積み重ねに役立ててください。
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【この記事で分かること】
・各級のレベル・難易度の目安
・TOEIC・IELTS・TOEFLと英検のレベル比較
・英検の受験級の選び方
英検のレベル・難易度の目安【全級一覧】
英検は、5級から1級までの段階式で英語力を測定する技能検定です。2026年度第3回(2027年1月実施)からは6級と7級が新たに導入され、より細かなステップでレベルアップを目指せるようになります。
難易度の客観的な指標には、各技能を数値化した「英検CSEスコア」が用いられています。5級・4級は2技能、3級以上は4技能のスコアで算出され、合否だけでなく「次の級まであとどれくらいか」を正確に把握できる仕組みです。
| 級 | 習得目標 | 推奨目安 | 合格レベルのイメージ | 出題形式 | 合格基準CSEスコア (一次試験) | 合格基準CSEスコア (二次試験) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5級 | 【使える英語の登竜門】 英語学習の土台を固め、実用英語への一歩を踏み出すためのステージです。 ・基礎力の定着 英語の基本ルールを学び、日常的なやり取りのベースを築きます。 ・高校入試レベル 中学卒業程度の英語力を目標とし、入試に向けた確実なステップアップを図ります。 | 中学初級程度 | 身近な話題について、短い文から必要な情報を聞き取ったり読み取ったりできる。 また、自分の関心事を簡単な言葉で伝えられる。 | ・リーディング ・リスニング ・録音形式のスピーキング | 419 | 266 |
| 4級 | 中学中級程度 | 日常的なトピックの概要を把握できる。 自分の考えや感想を、単語の羅列ではなく「まとまりのある内容」として表現できる。 | ・リーディング ・リスニング ・録音形式のスピーキング | 622 | 324 | |
| 3級 | 中学卒業程度 | 日常生活の話題で要点を正確に掴める。 自分の意見を述べる際、その「理由」まで含めて一通り説明できる。 | ・リーディング ・ライティング ・リスニング ・面接形式のスピーキング | 1,103 | 353 | |
| 準2級 | 【使える英語で世界へ】 日常生活の枠を超え、社会的なトピックや進学・キャリアに直結する英語力を養うステージです。 ・大学入試レベル 入試における優遇措置や単位認定など、進学において具体的なメリットが得られます。 ・海外留学への活用 2級程度から海外留学の際の英語力証明として認められ始め、世界へ羽ばたくチャンスが広がります。 ・履歴書での評価 社会的に信頼される英語力の証明として、就職や転職時の強力なアピールポイントになります。 | 高校中級程度 | 日常的な場面でのやり取りに困らないレベル。 文脈を理解して概要を掴み、情報や自分の考えを標準的な語句で過不足なく伝えられる。 | ・リーディング ・ライティング ・リスニング ・面接形式のスピーキング | 1,322 | 406 |
| 準2級プラス | 高校上級程度 | 身近な社会問題について、詳細まで正確に理解できる。 多様な語彙を使い分け、具体的な状況や自分の意見を細かく説明できる。 | ・リーディング ・ライティング ・リスニング ・面接形式のスピーキング | 1,402 | 427 | |
| 2級 | 高校卒業程度 | 社会的な話題について、話の流れや背景を理解できる。 一貫性のある論理的な構成を意識して、詳細までしっかりと伝えられる。 | ・リーディング ・ライティング ・リスニング ・面接形式のスピーキング | 1,520 | 460 | |
| 準1級 | 【リーダー(品格)の英語】 国際的なビジネスやアカデミックな場で、周囲を牽引するために必要な高い英語力と品格を証明するステージです。 ・高度な社会性、専門性 複雑な文章や専門的な議論を論理的に理解し、相手を納得させる発信力を目指します。 | 大学中級程度 | 複雑な社会的事象を深く理解できる。 自分の主張に対し、明確な「根拠」を提示しながら、筋道の通った高度な説明ができる。 | ・リーディング ・ライティング ・リスニング ・面接形式のスピーキング | 1,792 | 512 |
| 1級 | 大学上級程度 | 専門性の高いテーマに対し、推論を交えて深く読み解ける。 国際レベルの論理展開で、相手を納得させる説得力のある議論ができる。 | ・リーディング ・ライティング ・リスニング ・面接形式のスピーキング | 2,028 | 602 |
新設級である6級と7級の一覧表は、以下のとおりです。
| 級 | 習得目標 | 推奨目安 | 合格レベルのイメージ | 出題形式 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 7級 | 英語学習のスタートラインとして、初期段階の学習成果を適切に測定することを目指します。 | 小学校中学年(3・4年生)程度 | 【2026年新設】 英語学習のスタートラインを早めるための級 | ー※2026年3月時点では不明。 | ||
| 6級 | 初心者向けの橋渡し役として、現在の5級へスムーズにステップアップするための力を養います。 | 小学校高学年〜中学校入門程度 | ||||
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英検5級のレベル
5級は、子供が初めて英検に挑戦する際におすすめのレベルです。まずは5級で「合格」という成功体験を積み重ね、4級・3級へと段階的にレベルアップを目指しましょう。
対象レベル
英検5級は「中学初級程度」です。小学校英語で学んだ内容を定着させ、中学英語の学習へスムーズに進むための到達目標として位置づけられています。受験に向けた学習を通じて、学校や家庭での日常会話など、身近な生活シーンでの理解が深まるでしょう。
試験形式と評価内容
英検5級の試験は、リーディングとリスニングの2技能で構成され、基礎的な英語の理解力を測ります。オンライン形式のスピーキングテストも任意で受験できますが、級の合否自体には影響しません。
また、公式サイトでは過去問題が公開されています。事前に出題形式やレベル感を確認し、形式に慣れておきましょう。
語彙・文法レベルの目安
英検5級は、現在形や疑問文、命令文など、中学初級レベルの文法理解が中心となります。短い英文を読み、正確に意味を理解できる語彙力と文法力を養いましょう。
このレベルの語彙・文法が身につけば、身近な話題の会話や文章の概要を把握できるようになります。自己紹介など、自分に関する簡単な内容を英語で伝えることもできるでしょう。
【英検5級】受験級判定チェックリスト
まずは、5級に挑戦するための基礎力が備わっているか、以下の項目で確認してみましょう。
- 家族や学校など、身近な単語(apple, school, teacherなど)が理解できる
- "I play tennis."のような、ごく短い英文を自力で読める
- 英語のあいさつを聞いて、その場に合った返答を選べる
- "Is this your pen?"といった基本的な疑問文に答えられる
- アルファベットの読み書きが正確にできる
- 自己紹介など、自分に関するごく簡単な情報を英語で言える
- 数字や曜日、時間に関する基本的な単語がわかる
チェックの数はいくつでしたか?現在の習得状況に合わせて、合格への道しるべを確認しましょう。
- すべてチェックがついた方
5級の基礎はバッチリです。自信を持って試験に申し込み、満点合格を目指しましょう。合格後は、学んだ基礎を活かし、スムーズに4級へとステップアップしましょう。
- 半分程度チェックがついた方
英語の基礎は着実に身につきつつあります。英検対策用の参考書や学習サービスを活用し、苦手な単語や文法を重点的に補強することで、確実な合格を狙いましょう。
- ほとんどチェックがつかなかった方
まずは英語の音やリズムに慣れることから始めましょう。2025年度より新設された6級・7級への挑戦や、小学校英語の復習から始めるのが合格への近道です。

英検4級のレベル
英検4級は、5級で培った基礎力をさらに発展させ、実用的な英語への第一歩を踏み出すステップです。
対象レベル
英検4級のレベルは「中学中級程度」です。これは中学2年生相当の英語力です。
学校生活や買い物など、身近な話題の短い文章や会話の概要を把握する力が求められるため、日常生活に即した英語への理解を深めることが合格への鍵となります。
試験形式と評価内容
試験はリーディングとリスニングで構成され、英語力の基礎から応用へのステップを測ります。5級より文章量が増えるため、内容を正確に読み解く力が欠かせません。中学英語の基礎を復習し、日常で使える表現を習得しましょう。
なお、パソコンなどで受けるスピーキングテストも実施されていますが、級の合否認定には直接影響しません。
語彙・文法レベルの目安
4級合格に必要な語彙数は約1,300語前後です。中学英語の基本単語を幅広く理解する必要があります。文法面では過去形や助動詞、比較表現などの中学中級レベルの把握が必須です。
4級では短めの英文を読んで内容を掴む読解力に加え、自己紹介や日常の出来事を簡単に伝える発信力も重視されます。
【英検4級】受験級判定チェックリスト
5級の基礎を土台に、4級で求められる一歩進んだ内容が理解できているか、現在の実力をチェックしてみましょう。
- 昨日の出来事など、過去のことを表す文(過去形)が理解できる
- "can"や"must"などの助動詞を使って、許可や義務を表現できる
- 比較級・最上級を使って、2つ以上のものを比べることができる
- 日常生活の決まった動作や習慣について、短い文章で説明できる
- 50語程度のまとまった英文を読んで、内容に関する質問に答えられる
- リスニングで、買い物や駅などの公共の場での会話が理解できる
- 不規則動詞(go-wentなど)の基本的な形を覚えている
チェックリストの結果をもとに、現在の実力を判定します。自分に合ったスタート地点を見つけましょう。
- すべてチェックがついた方
すでに4級に合格できる実力です。自信を持って本番に臨みましょう。合格後はライティングや面接試験が加わる3級への挑戦が待っています。
- 半分程度チェックがついた方
過去形や比較などの重要文法が定着しきっていない可能性があります。過去問題集や学習アプリを繰り返し解き、苦手な文法パターンをなくしましょう。
- ほとんどチェックがつかなかった方
まずは基礎を固めましょう。 一つ下の5級から再スタートし、土台をしっかり作るのが合格への近道です。

英検3級のレベル
英検3級は、中学英語の集大成ともいえるレベルです。この級は高校入試の基準としても広く採用されており、合格すれば「義務教育レベルの英語力」を証明できます。
対象レベル
英検3級の対象レベルは、「中学卒業程度」です。身近な話題に関する文章や会話の要点を理解したうえで、5級や4級で学んだ基礎知識を総合的に使いこなす力が求められます。
試験形式と評価内容
一次試験ではリーディング・リスニングに加え、ライティングが出題されます。2024年度のリニューアルにより、リーディングにEメール形式の問題が導入され、筆記試験時間は65分に延長されました。
二次試験の面接では、発話力や応答力が厳格に評価されます。自分の考えを理由とともに説明する力が問われるため、アウトプットの訓練が合格の鍵を握ります。
語彙・文法レベルの目安
3級は中学3年間の学習範囲をほぼカバーしており、目標語彙数は4級の約1.6倍にあたる約2,100語です。現在完了形や関係代名詞といった主要文法の理解が不可欠となります。
日常生活の多様なシーンで、基本的なコミュニケーションが図れる語彙力と文法力が試されます。短い英作文や意見表明ができるレベルを目指しましょう。
【英検3級】受験級判定チェックリスト
中学英語の集大成である3級。合格レベルに達しているか、以下のチェックリストで今の実力を測ってみてください。
- 現在完了形(継続・経験・完了)の意味を理解し、使い分けられる
- 不定詞や動名詞を使って、動作の目的や内容を詳しく説明できる
- 関係代名詞を用いた、少し長めの修飾関係がある文を理解できる
- 自分の好きなものや趣味について、理由を添えて25〜35語程度で書ける
- 英語で質問された際、沈黙せずに簡単な文章ですぐに返答できる
- 相手からの質問メールに対し、適切な返信内容を英語で構成できる
- 受身形(be動詞+過去分詞)の文を作ったり理解したりできる
自分の強みと弱みが見えてきたでしょうか。中学英語の完成度に合わせて、最適なステップを提案します。
- すべてチェックがついた方
中学英語は完璧です。次は高校レベルの入口である準2級を目指しましょう。
- 半分程度チェックがついた方
過去問の模範解答を音読したり、ライティングの添削を受けたりすると、合格率を高められます。
- ほとんどチェックがつかなかった方
まずは中学2年生レベルの英語を復習しましょう。一つ下の「英検4級」の語彙や文法を見直し、土台を固めてから挑戦してください。

英検準2級のレベル
英検準2級では、日常生活を超えた、よりアカデミックな視点での発信力が求められます。大学入試や実社会で通用する英語の基礎を固めるうえで、非常に重要なステップです。
対象レベル
準2級のレベルは「高校中級程度」です。高校英語の基礎を土台に、環境や教育・社会といった幅広い話題への理解が求められます。単に身近な会話ができるだけでなく、文章の要点を掴んで自分の考えを論理的に伝える力が必要です。
試験形式と評価内容
一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)と、二次試験(面接形式のスピーキング)を実施し、4技能を評価します。
一次試験では語句補充や長文読解に加え、指定されたテーマに対し理由を添えて意見を書く英作文が重要です。二次試験では、イラスト描写や質疑応答を通じ、実用的な発話力が試されます。
語彙・文法レベルの目安
準2級で求められる語彙数の目安は約3,000〜3,600語で、中学英語〜高校初級レベルの文法運用力が問われます。関係詞や時制の使い分け、接続表現などを文脈に合わせて正しく使えるかが鍵です。
ライティング試験があるため、知識として知っているだけでなく、実際に文章を組み立てる力が合否に影響します。
【英検準2級】受験級判定チェックリスト
高校中級程度のレベルが求められる準2級。現在の学習状況が合格圏内にあるか、以下のリストで客観的に判定してみましょう。
- 高校レベルの基本語彙(環境、教育、技術など)が理解できている
- 仮定法の基本的な意味や使い方が理解できる
- "However"や"Therefore"などの接続詞を使い、論理的に文章を繋げられる
- 50〜60語程度の英作文で、導入・理由・結論の構成で意見を書ける
- 長文読解で、段落ごとの要旨を素早くつかむことができる
- 電話の応対やアナウンスなど、少し複雑なリスニング内容を理解できる
- 二次試験で、渡されたイラストの状況を5つの英文程度で説明できる
チェック数に応じて、現在の到達度を3段階で判定します。今のあなたに必要な学習プランを確認してください。
- すべてチェックがついた方
準2級の実力は十分です。新設の準2級プラス、または英検2級への挑戦も視野に入れましょう。
- 半分程度チェックがついた方
高校英語の基礎固めが必要です。特に新形式のライティングは配点が高いため、添削指導などを活用して、2級にも通じる応用力を身につけましょう。
- ほとんどチェックがつかなかった方
まずは3級の復習から始め、着実なステップアップを目指しましょう。
英検準2級プラスのレベル
2025年度から新たに導入された準2級プラスは、準2級と2級の間に位置します。これまで「準2級は受かるが2級は難しすぎる」と感じていた方が、段階的にステップアップを目指せるレベルです。
対象レベル
準2級プラスのレベルは「高校上級程度」です。日常会話に加え、環境や教育といった社会問題の要点を捉え、自分の考えを理由と共に説明する力が問われます。
試験形式と評価内容
試験は一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)と面接形式の二次試験で構成されます。
一次試験のライティングでは「英文要約」と「英作文」の2題が出題されます。ここで測られるのは、与えられた情報の要点を整理し、英語で簡潔にまとめる力です。
二次試験では、音読や質疑応答を通じて、語彙・文法の正確性や内容を伝える対話力が総合的に評価されます。
語彙・文法レベルの目安
準2級プラスの語彙数は約4,000〜5,000語で、準2級より社会的な話題を扱う表現が増えてきます。文法では分詞や関係詞、仮定法などを使い、複雑な情報を一文に整理して伝える構成力が必要です。
新設された要約問題の対策として、情報を削ぎ落として別の言葉に言い換える「パラフレーズ」のスキルを磨くことが、合格への鍵となります。
【英検準2級プラス】受験級判定チェックリスト
新設された準2級プラスへの挑戦を検討中の方は、このリストで「準2級から2級への橋渡し」ができる実力があるか確認してください。
- 社会的なニュース(地域活動、健康など)に関する語彙がわかる
- 長い一文を、意味の塊(チャンク)ごとに区切って素早く読める
- 提示された英文の主旨を理解し、自分の言葉で短くまとめることができる
- 自分の意見を述べる際、具体的な例を挙げて補足できる
- 分詞構文や分詞の形容詞的用法を使い、一文を詳しく書ける
- リスニングで、ニュース番組のような少しフォーマルな英語を聞き取れる
- 会話の中で相手の意見に対して、賛成・反対の理由を論理的に返せる
高校レベルの英語をマスターするために、今の立ち位置を正しく把握し、次の目標を明確にしましょう。
- すべてチェックがついた方
すでに高い英語発信力を身につけています。このまま目標を高く持ち、上位級である2級への合格を目指しましょう。
- 半分程度チェックがついた方
要約や意見論述に課題があるかもしれません。英検対策サービスなどを活用して情報の整理法を学ぶと、2級合格を見据えた応用力が身につきます。
- ほとんどチェックがつかなかった方
まずは準2級の合格を目指し、語彙と文法の土台を固めましょう。
英検2級のレベル
英検2級は、社会で通用する実力を証明する入口として、多くの受験生が目標とする級です。大学入試での優遇措置や就職活動でも高評価の対象となります。
対象レベル
英検2級は「高校卒業程度」が目安とされる英検レベルです。社会生活に関わる幅広い話題を理解し、自分の考えを論理的に伝える力が求められます。
合格するには、日常会話はもちろん、環境や教育、社会問題といったさまざまなテーマについての文章を読み、内容を深く理解できなくてはいけません。
試験形式と評価内容
一次試験では語句補充や読解、リスニングに加え「英文要約」と「英作文」が出題されます。要約問題では要点を整理する力、英作文では意見を理由とともに説明する力が不可欠です。
二次試験の面接では、音読や質問応答、意見陳述を通じて、発話の正確さと伝達力が評価されます。総合的な発信力が問われる試験構成といえるでしょう。
語彙・文法レベルの目安
2級は高校レベルの語彙・文法を基礎とし、読解や記述のなかで正しく使う能力が求められます。論理的な文章を構築するため、接続表現やパラフレーズを適切に使い分けましょう。
要約や意見論述では、情報を簡潔にまとめるスキルが必要となります。知識の暗記だけでなく、実際に使う練習を重視した学習が効果的です。
【英検2級】受験級判定チェックリスト
高校卒業程度の英語力が問われる2級。合格を確実にするための基準を満たしているか、以下の項目で今の実力を判定しましょう。
- 社会問題、環境、教育、テクノロジーなどの専門語彙がわかる
- 約150語の英文を読み、45〜55語程度の英語で要約を作成できる
- 自分の意見を80〜100語程度の論理的なパラグラフ構成で書ける
- 社会問題やニュースなど、やや抽象的な話題の会話を聞き取れる
- 関係副詞や複合関係詞など、高度な文法を正確に使い分けられる
- 面接で、社会問題に関する質問に対し、自分の意見を即座に論述できる
- 長文の中から根拠となる箇所を特定し、論理的な推論ができる
チェックリストの結果を振り返り、今の実力が合格ラインに対してどの位置にあるか、以下の判定とアドバイスで客観的に確認してください。
- すべてチェックがついた方
2級を目指すための基礎力は十分です。合格後は準1級への挑戦も視野に入るでしょう。
- 半分程度チェックがついた方
2級合格には「要約・英作文」の攻略が必須です。信頼できる指導者による添削をしてもらい、自分では気づきにくい文法のミスや構成の甘さを修正しましょう。
- ほとんどチェックがつかなかった方
準2級または準2級プラスのレベルを復習し、語彙の幅を広げることから始めましょう。

英検準1級のレベル
英検準1級は、実社会で通用するハイレベルな英語力を証明する級です。2級までの基礎を土台としつつ、より専門的で社会性の高いトピックを理解し、自分の考えを論理的に伝える力が求められます。
対象レベル
英検準1級のレベルは「大学中級程度」です。日常会話の枠を超え、社会問題や時事的テーマについて議論できる、高い英語運用力が問われます。知識の量だけでなく、論理的な思考と発信力が不可欠です。
試験形式と評価内容
一次試験はリーディング・ライティング(90分)とリスニング(約30分)で構成されます。語彙、長文読解、要約、英作文と、総合的な英語力が測定される内容です。
二次試験は面接形式で、ナレーションや質疑応答を実施します。発音・語彙・文法に加え、情報の豊富さやコミュニケーション姿勢も重要な評価対象となります。
語彙・文法レベルの目安
準1級では、2級よりも抽象度の高い語彙や、社会問題・学術的テーマに関する表現の理解が求められます。中学・高校レベルの文法を確実に理解していることが前提で、要約や英作文では一貫性のある論理的な文章構成力が不可欠です。
また、単に文法知識を暗記するだけでなく、読解やリスニング、面接のなかで自然に使いこなす運用能力が評価されます。自分の意見を補強するために、適切な接続詞や高度な構文を使い分ける表現技術を磨きましょう。
【英検準1級】受験級判定チェックリスト
大学中級〜実社会レベルの難関、準1級。合格に必要な高度な語彙力や論理構成力が備わっているか、チェックしてみましょう。
- 政治・経済・歴史など、社会性の高いトピックの語彙が理解できる
- 英文の構造を瞬時に見抜き、指示語や代名詞が指す内容を正確に把握できる
- 120〜150語程度の英作文で、論理的矛盾なく高度な主張を展開できる
- 学術的なレクチャーやプレゼン内容の要点をリスニングで理解できる
- 4つのイラストを見て、ストーリーを英語で2分程度ナレーションできる
- 自分の意見を裏付けるために、社会的なデータや事実を引用して話せる
- 難易度の高いパラフレーズ(言い換え)を適切に行うことができる
難関級ならではのチェック項目でしたが、いくつ自信を持って回答できましたか?現在の到達度を冷静に分析し、合格を不動のものにする指針を確認しましょう。
- すべてチェックがついた方
準1級突破の準備は整っています。合格後は、最高峰の1級を見据えた学習を始めましょう。
- 半分程度チェックがついた方
語彙力と論理構成が課題です。過去問演習を中心に、語彙力と要約力を徹底的に磨くのが合格の決め手となります。
- ほとんどチェックがつかなかった方
まずは2級レベルの英文をマスターし、基礎文法の再確認と社会問題に関する語彙を固め直しましょう。
英検5級から準1級まで、級が上がるにつれて記述力や発信力の重要性が高まり、独学での対策に不安を感じる方も少なくありません。
「マグナの英検チャレンジ」では、AIアプリとプロ講師によるマンツーマン指導を組み合わせ、各級のレベルに合わせた最適な対策が可能です。配点比重の高いライティングや二次試験の面接も、英検1級保持者などの実力派講師から直接添削や指導を受けられます。どの級から始めても、効率よく合格力を身につけられるでしょう。
\英検1級&TOEIC満点講師による指導/

英検1級のレベル
英検の最高峰である1級では、単なる語学力だけではなく、社会問題や国際的なテーマに対して、自らの意見を論理的に述べるスキルが試されます。合格すれば「英語のプロ」として、幅広い活躍が見込まれるでしょう。
対象レベル
英検1級のレベルは「大学上級程度」です。複雑かつ専門性の高い内容を理解し、理論的に発信できる高度な英語力が求められます。
試験形式と評価内容
一次試験はリーディング・ライティング(100分)とリスニング(約35分)で構成されます。語彙や長文読解に加え、要約や英作文、講義形式のリスニングなど、実社会に近い高度な問題が出題されるのが特徴です。
二次試験の面接では、社会性の高いテーマについて論理的に意見を述べるスピーキング力が評価されます。
語彙・文法レベルの目安
1級合格に必要な語彙数は約10,000〜15,000語で、学術的・国際的なテーマを扱う高度な語彙力が必須です。単に言葉を知っているだけでなく、複雑な文章を論理的に読み解き、自分の考えを表現する運用力が問われます。
高度な長文や論述に対応するため、文法知識を論理構造の中で適切に使いこなす力も求められるでしょう。
【英検1級】受験級判定チェックリスト
英検最高峰の1級に挑む準備はできていますか?以下のチェックリストで、世界に通用する英語運用の素養があるか判定しましょう。
- 英字新聞の社説や専門誌を、辞書なしでほぼ正確に読み進められる
- 非常に抽象度の高い概念を、適切な語彙を用いて簡潔に説明できる
- 200〜240語の英作文で、社会的な諸問題への解決策を提示できる
- ネイティブ同士の議論や、複雑な社会情勢のインタビューを理解できる
- 与えられた5つのトピックから1つ選び、短い準備時間の後に約2分間のスピーチができる
- 面接官からの鋭い反対質問に対し、論理を崩さず冷静に応答できる
- 高度な語彙や表現を、文脈に合わせて自然に使い分けられる
チェックリストから導き出される実力判定は以下の通りです。ハイレベルな4技能を完成させるために、今、学習の質をどう高めるべきか見ていきましょう。
- すべてチェックがついた方
英検最難関である1級合格は目前です。これまでの学習を信じて、本番で実力を発揮しましょう。
- 半分程度チェックがついた方
語彙力と即興スピーチに課題があるかもしれません。背景知識を広げる読書と、英語での議論の場を増やしましょう。
- ほとんどチェックがつかなかった方
まずは準1級の合格を目指し、アカデミックな背景知識と語彙を地道に積み上げることが大切です。
【新設級】英検6級・7級のレベルについて
2026年度から英検に6級と7級が新設されます。これまでの最短目標だった5級よりも基礎的なレベルとして、英語学習を始めたばかりの層から注目を集めています。
ここでは、6級・7級の対象範囲や試験の特徴を詳しくまとめました。最新情報をチェックして、学習計画に役立ててください。
対象レベル
6級・7級は、2026年度第3回検定から新たに導入される予定です。7級は小学校初級から中学年、6級は高学年から中学校入門期を対象としています。
5級受験前のステップアップとして、初期段階の学習到達度を確認するのに最適でしょう。子供が「できた!」という成功体験を積むための重要な指標となります。
試験形式と評価内容
英検6級・7級では、パソコンやタブレットを活用したCBT方式の採用が計画されています。サンプル問題では、短い英文の読解やリスニングによる内容把握など、初心者向けの問題形式が示されています。
語彙・文法レベルの目安
公開されているサンプル問題からは、基本的な語彙や短文の理解が中心だと分かります。be動詞や一般動詞など、英語の基礎構造を理解し、簡単なリスニングに対応できる力が求められます。英語学習の土台を固めるのに適したレベルです。
英検のレベルをTOEIC・IELTS・TOEFLと比較
ほかの英語試験と英検のレベルを比較する際は「CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)」を基準にしましょう。英検はCSEスコアに基づきCEFRレベルが判定されるため、同じ級でも取得スコア次第で評価が変わります。
TOEICやTOEFLもCEFRとの対応指標が公開されており、IELTSもCEFR基準に沿ったレベルの目安を確認できます。大学入試や留学といった自身の目的に合わせ、最適な目標級を選んでください。
| 英検 | TOEIC L&R | IELTS | TOEFL iBT | CEFR | 英検CSEスコア (4技能総合) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1級 | 約945以上 | 7.0〜8.0 | 95〜114 | C1 | 2,600~3,299 |
| 準1級~1級 | 約785以上 | 5.5〜6.5 | 72〜94 | B2 | 2,300~2,599 |
| 2級~準1級 | 約550以上 | 4.0〜5.0 | 42〜71 | B1 | 1,950~2,249 |
| 準2級~2級 | 約225以上 | 4.0未満帯 | (A2帯は明確なTotal指標なし) | A2 | 1,700~1,949 |
| 3級~準2級プラス | 約120以上 | 4.0未満帯 | (A2以下は指標外) | A1 | 1,400~1,699 |
自分や子供が今受けるべき英検の級の選び方
英検を受験する際、どの級から挑戦すべきか迷う方は少なくありません。自身の現在の実力に合わない級を選んでしまうと、学習意欲の低下を招くおそれもあります。
ここからは、最適な級を選ぶための3つの判断基準を紹介します。
- 英検公式の推奨目安を基準に選ぶ
- 現在の実力(CSEスコア)で選ぶ
- 子供が初受験をする場合は5級を選ぶ
英検公式の推奨目安を基準に選ぶ
英検は各級ごとに推奨目安が示されているため、まずは公式のレベル表を基準に現状と目標の差を確認しましょう。例えば5級は「中学初級程度」と位置づけられており、初めて英検を受験する場合に適しています。
また、2026年度第3回からは、より低年齢向けの6級・7級も新たに登場します。いきなり上位級を目指すと負担が大きいため、到達可能な級から段階的に挑戦するほうが無理なく英語力を伸ばしていけるでしょう。
現在の実力(CSEスコア)で選ぶ
英検のCSEスコアを活用すれば、受験回や級が異なっても結果を数値で客観的に比較できます。現在のスコアを基に「同じ級で確実な合格を狙うか」「一つ上の級に挑むか」を判断できるでしょう。
英検公式の推奨目安で候補を絞り、直近のスコアや正答率で到達度を確認する流れにすると、無理のない級選びが可能です。
子供が初受験をする場合は5級を選ぶ
子供に英検を受けさせるなら、まずは5級から始めるのがおすすめです。5級は学習の最初の目標として設定されており、初受験として無理のないレベルです。
5級合格を機に、4級、3級と段階的に挑戦することで、合格という成功体験を積み重ねやすくなるでしょう。合格時にしっかり褒めて一緒に喜ぶことが、次の成長へとつながります。
まとめ
英検の受験を検討する際は、公式の推奨目安やCEFRとの対照表を参考に、現在のご自身の英語力に最適な級を選びましょう。無理のないレベルから挑戦を始めることで、着実なスキルアップと成功体験の積み重ねが可能です。
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